Release: 2008/04/13 Update: 2008/04/13
二畳台
高麗白大紋付きの四方縁二畳台です。おもに拝敷き(はいしき)を使わないお寺ではこちらを使います。高麗大紋の一紋の直径は一寸八分(約55mm)が京間では普通の畳の厚みです。二畳分の厚みがあるため二畳台(にじょうだい)といわれています。今回は檀家の方がお寺へお納めするということで本式の二畳台を制作させて頂きました。数多く作るものではないのでいつも時間がかかります。

高麗白大紋四方縁二畳台
幅広に織られた高麗紋を裁断して使います。中心付近のほうが歪みが少なく連続した同じ並びで使うほうがよく紋が揃います。
本式なので四方板入れ上用、下用と板を締め入れ上下繋ぎ合わせると丸一日以上掛かりました。
丸に仕上げるのが難しい角の部分↑
上敷きと土台を別々に作り繋げます。ピッタリ!同じ並びの紋縁を使うと揃いやすいようです。
関連コンテンツ
ちょっと更新サボってました。。 溜まってますね〜忘れないうちに〜 9月7日この日は雲行きがあやしいですね〜 英語の天気予報でほとんど見過ごしてましたけど 「トロピカルストーム」が来るらし…
本日午前の納品で仕事納めが出来ました。午後から大掃除をして、また来年に備えます^_^今日で廃業される隣町の畳屋さんから譲り受けた貴重な道具や材料これを使えるのはこの近辺ではあんたしかおらんだろうと…本…
猫ちゃん達が並ぶ神社へ高麗紋縁付きの納品です普段あまり使わない方の白中紋丸の形成はこちらの方が良い感じ〜#金刀比羅神社 #こまねこ #高麗紋縁 #格式ある建物…
小畳で埋めてある時から違和感が。。確認しておいて良かった!1寸大きいんですけど…
本日の替え仕事〜数寄屋造り囲炉裏のある茶の間の畳40年ほど前に新調された畳ですその頃の流行りなのか本高宮麻縁7分縁裏面に棕櫚の木の皮を使った高級畳床当然…框板入れで寸法調整も必要です畳を持つ取ってまで…
板入れ畳の框板縫い留め作業5倍速!#手作業#伝統工法#畳製作…