有職畳 修復中 100年前?!
とあるお寺の拝台の修復を依頼されました
なんと1畳サイズで厚みは5寸もある大物です!
三畳台とでも言うのでしょうか初めて見ました^^
中身はすべて稲わら100%ですので重量も無差別級クラスか^^
かなり年季が入っています何度も修復張替をされているようですが
あまり状態はよくありません
周囲に框板が入っているのですがほとんどが割れています。。柱も。。
すべて入れ直し〜締め直し〜寸法修正
新調するより手間が掛かります
古い紋縁の下からは年代物の帳面のようなものが出てきました
昔の帳面は和紙で出来ているので
要らなくなった帳面をリサイクルのようですね
帳面の表紙らしきものには明治四二年と書かれています
修復した時にこの要らなくなった帳面を再利用していると言う事は〜
・・・年代はわかりません。。
おそらく新調されたのは明治の後半〜およそ100年前でしょうね
骨董品のように価値が上がれば良いのですが。。
畳は新しいも物のほうが価値があるようです^^