梅田畳製作所 京都京丹後
一級技能士 京都の畳専門店 手縫い高級なお茶室畳 文化財や社寺の紋縁畳
Release: 2008/04/14 Update: 2008/04/14

琉球畳

琉球畳と最近言われているものは畳の縁が無いもの縁無し畳のことを総称していることがありますが、本来本物の琉球畳は下の写真の琉球表を使用した畳のことを言います。琉球表とは青表(あおおもて)とも言われる大分県が産地で有名ですが沢山種類のあるイ草の中で七島イ草と言われる太いイ草を裂いたものを太い麻糸を縦糸に織っています。見た目は荒々しく普通の畳表と違い泥染めをしませんので、イ草の草の匂いそのものです。

琉球畳

柔らかくても、とても強靭ですのでその昔は柔道畳として使われていました。縁無し畳としても加工しやすいのですが、この畳表にレザー皮の畳縁を付けたものがもっとも丈夫だとして京丹後では生糸問屋の玄関座敷などによく使われていたそうです。琉球畳は生産量も少なく高価な為、同じ目積織りで普段の畳と同じイ草で織った目積表(めせきおもて)とダイケン和紙表、セキスイ表など化学表と言われているものが最近では縁無し畳の主流となっています。

琉球畳 角

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