梅田畳製作所 京都京丹後
一級技能士 京都の畳専門店 手縫い高級なお茶室畳 文化財や社寺の紋縁畳
Release: 2008/06/13 Update: 2008/06/13

いい物はやっぱりいい 畳表編1

今日は梅雨らしくない いい天気

カビ対策編はもう少し先にしよっ

京青連 編ももう少し書かなくては。。

 

材料の話〜 畳表編

 

畳表は畳の顔とも言うべき表面の材料です。

畳ならどれでも同じでしょって思ってる方が多いのでしょうか

値段が安ければ目に見えて差が出てくるのがこの畳表です。

 

そこで〜簡単、誰でもわかる等級の見分け方をご紹介〜

 

畳表の縦糸で判る等級

縦糸がしっかりとしたものなら沢山のイグサを織り込める

山と谷がハッキリとした分厚い表になります。

 

↓糸引き・・縦糸に綿の糸

薄いです 主に賃貸住宅向けに使ってます

激安広告の商品はコレですね

糸引き

 

↓糸W・・なんて最近は言ってます

昔は無かったのですが最近 中間商品として出て来ました

綿糸が2重になってますので上の糸引きよりすこし良い商品です

糸W

 

↓太麻表・・サンリンとも呼ばれてます。

縦糸に麻糸を使ってます。

このくらいがもっとも一般的な商品です

国内産のこのクラスが一番のお勧めでしょう

しっかりと織られているが柔らかい

太麻

 

↓綿W・・麻糸と綿糸の2本芯になってます。

綿糸が入ることで織りやすく更に丈夫な表です

このクラスになると国内産ではブランド表になります

「ひのさやか」「ひのさくら」「ひのさらさ」は熊本のブランド

中国産でも四川省産でブランド表があります。

綿W

 

↓麻本W・・麻糸が2本芯 長引き表ともいいます。

最高級品です。

真ん中の色の着いた縦糸は備後表の証

見本にもってた トビっきりいい畳表です。

手織りとか〜現実的でないものを除くと最高級品です。

備後 本W

このクラスの畳表は別物です。

肉厚でゴワゴワ〜少しでも緩むとシワになりやすい

まっすぐに張り付けるのが大変なんです

↑これでチャンとした仕事をしたことがある職人は少ないかも

 

 

最高級備後表 長引き

備後表の長引き地草を使ってます。

長く育ったイグサをたくさん打ち込んでます

日焼けは”はんなり”と〜

やがては黄金色に

 

昔は”青のダイヤ”なんて言われてた時代もあるくらい

 

んっと〜海外でダイヤモンドレディース賞ってものがあったかな

「中継ぎ手織り」の畳表を織る技術を受け継いでた おばぁちゃんが

受賞されてたかな・・記憶があいまい(−−)

 

ダイヤは「硬度10」っ

でも

硬い女の人ってことではないようですね〜^^

青いダイヤ繋がりかな・・たぶん・・わかんないけど。。

丹後には ええもん、うまいもんがいっぱい。
あじわいのある古民家宿をはじめ、 牧場バーベキュースポット、
19世紀の味の店ボート免許が取れる場所など盛りだくさん。
鯛めし京野菜などの ごはんも充実。手摘みの ブルーベリーも要チェックです。
開運印鑑琉球畳筆文字制作のご相談もお気軽にどうぞ。

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