琉球表 ホントの琉球畳
最近の「琉球畳」とは「縁無し畳」の総称のような扱いになっていますが
もともとは琉球表という畳表があります
もちろん今でもあります
それを使った畳が琉球畳です。
生産量がすくなく手間がかかるので高級品ですが
昔は柔道畳に使われるなど強靭で風合があります。
普通の畳に使う畳表とはイ草の品種が違います
七島イグサという断面が三角形のイグサを裂いて干したものを
太い麻糸を経糸に織った物が琉球表です
普通の畳表は泥染めをするのですが
琉球表は泥染めをしていません
色も香りも、まさに草そのものです
新しいうちは青々としていますので別名「青表」(あおおもて)との呼ばれています。
普段よく見る畳表はこれ↑
今回は椅子の座面に琉球畳を使いたいという依頼
土台には稲ワラ床を使用しています。
小さくても本物!です^^