梅田畳製作所 京都京丹後
一級技能士 京都の畳専門店 手縫い高級なお茶室畳 文化財や社寺の紋縁畳

畳床(たたみとこ)

普段は見えない部分ですが畳の芯材となる重要な材料です
畳の上の居心地の良さを決める部分でもあります。材料の選択により足あたりの柔らかさが変わります。

畳床の分類

大きく分類すると稲ワラ床と建材畳床の2種類に分類できます。稲ワラ床お米を収穫した後の副産物である稲わらを乾燥させて使ったもので古来より使われている材料です。また、建材畳床は木質の繊維を水と熱で固めたインシュレーションボードやポリエチレンフォーム(発砲スチロール)などを組み合わせた新たな材料です。用途に合わせた数多くの商品があります 。

稲ワラ床

乾燥した稲ワラを タテ ヨコ、切りワラなど均等に並べた40~50cmの層を5cmまで圧縮し縫い上げた物が稲わら畳床です。その強い復元力により稲わら畳床独自の弾力性、断熱性、吸湿性があり多くの稲わらを使う1級品は耐久性にも優れています。稲わら床にも普及品から最高級品あり、沢山の稲ワラを使用し重たくて縫い目が細かいほど高級品とされています
等級により針足の長さや配層また重量も変わります
畳床組合規格の三級上級品でも京間の重量は約33kg。1級品では40kg近くにもなります。

丹波裏床(たんばうらどこ)

丹波裏
丹波裏床

畳床裏用の畳表として丹波表を生産しています

普段は見えない裏面にも畳表を使用する高級畳床です

棕櫚裏床(しゅろうらどこ)

棕櫚
棕櫚2

棕櫚の木皮を床裏に使った高級稲わら畳床です

棕櫚は腐りにくく床下からの湿気にも強い素材です

長年の使用に耐えられるような高級な畳に使用します

稲ワラサンドウイッチ畳床(スタイロ床)

稲ワラでポリスチレンフォームをはさんだ畳床 稲ワラ床と同じような弾力性、断熱性、保湿性を

保ちながら取り扱いやすいように軽量化した畳床です

重量約18kg〜22kg

建材畳床

Ⅰ型床

Ⅱ型床

Ⅲ型床